さぁ、いよいよ栽培の手順です

 

園芸ショップで育苗用のセルトレイとセル苗用の専用倍土、種をおおうバーミキュライト、遮光ネットを購入します。白菜を栽培したいとショップスタッフに伝えれば適切な商品を教えてくれますから、初めての方でもご安心を。

 

トレイに倍土を入れるとき、強く押しこまないように。倍土を入れすぎると苗がトレイから抜けにくくなります。

 

 

栽培の手順は、

 

1:倍土に十分灌水を行って、種を播く溝をつける。
2:播種(種播き)後、種が隠れる程度にバーミキュライトでおおう。
3:白菜の発芽適温は20℃なので、この温度を確保する。発芽を均一にするために、ビニールの屋根部分を遮光ネットを張る。
4:2日ほどで発芽するので、遮光ネットをはずし光線に当てる。
5:育苗の管理=灌水。苗が小さいときは晴天時に1日1回朝7時ごろ、本葉が2枚展開してからは晴天時に1日2回の灌水が必要になる。2回めは午後2時ごろに行う。育苗日数は18日間を基本とする。

 

種がぶじ発芽し、本葉をつけるまでになったら第1ステージはクリアです。灌水は天候と倍土の乾き具合をみながら調整してください。過剰な灌水は、先にも述べたように徒長の原因になるため避けなければなりません。